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2024年3月14日(木曜日)7時15分 配信 時事通信社
北陸新幹線の金沢―敦賀間が16日開業する。金沢まで延伸されてから9年遅れで福井を含む北陸3県が東京と新幹線で直結。能登半島地震被災地を支援する「北陸応援割」も同日から始まり、復興の足掛かりとなることが期待される。
延伸区間は約125キロで、石川県内に小松など2駅、福井県内に新設の越前たけふと福井など4駅を設置。東京―敦賀は最速3時間08分(50分短縮)、福井までは同2時間51分(36分短縮)となる。料金(通常期指定席)はそれぞれ1万6360円と1万5810円。
停車駅の少ない「かがやき」は東京―敦賀間を1日9往復、長野からほぼ各駅に止まる「はくたか」は5往復する。富山以西を走る「つるぎ」は敦賀まで18往復、金沢からは7往復運行する。
並行在来線はJRから第三セクターの「ハピラインふくい」と「IRいしかわ鉄道」に移管。大阪や名古屋からの特急は敦賀止まりとなる。
北陸新幹線は1973年に整備計画が決定。97年10月に高崎―長野間が開業し、2015年3月に金沢まで延びた。今回の延伸区間は、05年に福井駅部分から工事を開始。23年春の開業を目指したが、工事の遅れなどから1年先延ばしとなった。総工費は約1兆6800億円。
残る大阪までの全線開業は16年に「小浜・京都ルート」に正式決定。ただ、京都府内で環境影響評価(アセスメント)が遅れており、着工の見通しは立っていない。
福井県の杉本達治知事は「整備計画決定から50年、悲願の開業だ。チャンスを生かして福井県を新しいステージに引き上げていく」と意気込む。
(記事出所:時事通信社)