能登半島地震で打撃を受けた北陸地方の観光支援策として宿泊費を国が補助する「北陸応援割」について、石川県は19日から、第2弾の予約を受け付けると発表した。第2弾が設定されたのは石川県のみ。
北陸応援割は、1人1泊2万円を上限に旅行代金の半額を割り引く制度。第2弾は大型連休後の5月7日から7月31日までの宿泊が対象となる。
石川県では、宿泊業者が地震の2次避難者の受け入れを継続できるよう実施期間を2回に分けた。
第1弾は、北陸新幹線金沢―敦賀間が延伸開業した3月16日から4月26日までが対象。石川県では延べ23万人(16日時点)が利用した。同県の予算枠の約半分にあたる約20億円が使用されたことになるという。
第2弾では、2次避難者を受け入れた約120施設に対し、受け入れ人数に応じて予算を追加配分する。
(記事出所:2024年4月18日(木) 19:10配信 読売新聞)